2010年9月7日火曜日

山火事

昨日、モアブからの帰り道、ボールダーに入ると山から大量の煙が上がっていることに気がついた。真夜中に煙が見えた理由は煙がオレンジ色の光に照らされていたから。私はてっきりコロラド大の学生が山の上でRave(テクノ系の音楽をかけながら一晩中踊り続けるパーティー)でもしているのかと思ったが、それにしてはやたらと大規模だし、連休最後の晩にそんなことをするのはちょっと変だと思っていた。
ところが今朝起きると妻がニューヨークに引っ越した知り合いから大規模な山火事があったというメールを受け取ったいう。ニュースを付けると山の中の森や住宅がボーボー燃えている様子やボールダーからデンバーまで広大な範囲が煙で覆われている映像が流されていた。窓から外を見ると空が一面乳白色になっていて普段は空気中の水蒸気すら殆ど無くてもの凄くクッキリ見えるはずの山々が全く見えなかった。自宅を出ると花火の後のような煙の匂いがして息苦しかった。研究所に着くと、市街地から結構近いところから、まるで火山のように黙々と乳白色の煙と黒い煙が立ち上っていた。
研究室の人によるとなんと3500人もの人が避難所に移ったという。原因はまだ詳しくは分かっていないが、プロパンガスのボンベが爆発したらしいとのこと。研究室のボスは火事で焼けたあたりにある会社に発注していた装置はおそらくダメになってしまったであろう、と肩を落としていた。毎年山火事は発生しているのだが普段は数軒の家が焼けるだけだが、今回はたくさんの家々が燃えてしまったという。