菅さんが小沢さんを破ったという話が「米各紙一斉に伝える」という記事が読売新聞に出ていた。日曜日のNew York Timesにも小沢さんについての記事が載っていたし、CNNで投票前の東京からのレポートがあったが、職場で誰もそんなことを話題にしなかった。中国のGDPが日本のGDPを上回ったということが判明した日は日本では新聞の休刊日だった。したがってそのニュースについての報道がほとんどなかったのは仕方がないかもしれない(新聞の休刊日に合わせてそのような発表をしたのではないかと思われる)。しかし、その翌日にも「アメリカのテレビ・新聞で大きく報道された」という話すらどんな新聞でも一切紹介されなかったのは、民主党の総裁選のニュースが上で述べたようないつもの調子で報道されたことからするとアンバランスな印象を受ける。
ちなみに日本の報道によると、カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事がカリフォルニアに高速鉄道を導入するためにアジア各国を見学して回っていて日本の新幹線にも乗車したと報道されているが、私がこちらでテレビで見たのは中国版パチモノ新幹線を見学しているところだけであった。その報道を見た人は中国の新幹線に半ば決定したも同然と受け取るのではないかと思った。中国の新幹線については確か7月頃のTIMEで中国政府は中国版Crappy新幹線で北京からロンドンまで繋げることを計画しているという記事を見た。日本の新幹線と中国の新幹線を比べたらWiiあるいはDSとマクドナルドのKidsメニューのオマケの玩具(見るからに人体に有毒そうなやつ)くらいの品質の違いがあるはずだが、携帯電話と同じで残念ながらゴミみたいなものでも値段が安い方が選択されてしまうと思う。アメリカ人というのはそういうアメリカの経済学者が前提としているような人間(人間というものは合理的に判断し行動するもので、合理的な判断とは安いものを選択すること)がほとんどだと思う。
日本に関して昼食時に話題にされたのは立方体のスイカ。輸送する際に隙間なく詰めるので効率がいいよね、という話になった。それを最初にやったのが日本の会社(か農家)だという。本来は球体に近いスイカを立方体にしようとするとスイカに強いストレスがかかるはずである。自分だったらより球体に近くてかつ3次元空間を隙間なく埋め尽くせる例えば菱形十二面体などの別の立体を選ぶであろう。
日本の果物については日本のスーパーマーケットで売っている果物(例えば桃など)は味も形も完璧で一つ一つきれいに包装されているが、高価過ぎて毎日は食べられないんじゃないの、というコメントも出た。新幹線についてもきっと果物と同じ結論に達すると思った。