中東の他の地域に関しては米国政府の狙いは石油であった。米国政府の狙いどおり、長期間支援していたエジプト軍が国を支配することになったわけだが、石油が出るわけではないエジプトから米国政府は何を得ようとしているのだろうか。何も見返りのないことを米国政府がするわけがないのだから。
2011年2月11日金曜日
ムバラク政権崩壊
昼食時、CNNでエジプト情勢が報道されていた。カイロの中心部はワールドカップで優勝したかのような騒ぎであった。私は知らなかったが、エジプトはアメリカ政府が考える最悪な国ベスト10に入っていたそうだ。ムバラク大統領は国を出て、代わりに軍が統治することになった。ボスは「大変なことのうちの半分が終わったがこれからが大変だ」と述べた。国を支配した軍隊が今度はより一層危険な存在になるのではないのかと聞いたところ、アメリカ政府がエジプト軍を積極的に支援していたのでそれほど危険なことにはならないんじゃないかと答えた。まさに同じ構図のことを米国は中東の他の地域で行って失敗してきたから危ないのではないかというのが質問の趣旨だったのだが、「アメリカにとって危険な存在」という意味ではなく「エジプト国民にとって危険な存在」ととられてしまったようだ。