2011年2月13日日曜日

Outsourced

今日の午後、私たちが出している車の広告に関する問い合わせの電話があった。電話をかけてきたのはアクセントからして明らかにインド人。国際会議などでインド人の発表を聞くことが結構あるのだが、アメリカ英語とは全然違うアクセントである上に皆さん非常に早口なため大抵理解することが難しい。しかしながら、昨晩たまたま"Outsourced"というインドを舞台にした映画を見たため準備万端であった。しかしながら、メールアドレスを聴き間違えたらしくメールが宛先不明で返ってきてしまった。帰国2週間前に大事なポテンシャル的な顧客を逃したことはイタイが、経験上インド人との交渉ではろくな目に合わないことが分かっているのでホッとした面もある。
"Outsourced"はシアトルの会社がコールセンターをインドにoutsourceするにあたり、それまでその業務をしていた若いアメリカ人正社員を現地のスタッフの教育係としてを送り込む話。しかも教育が終わったらその青年はクビになるという過酷な設定。私が想像する、現在の最も実践的な「ビジネス英語」のテキストの内容である。
インドに旅行したことがある外国人全員が遭遇するお約束の酷い経験が全て盛り込まれていて笑えた。ニューデリーの空港を出た途端にタクシードライバーに取り囲まれて彼らと価格交渉したり、乗ったタクシーがパンクしたり、オート三輪を改造したオートリキシャー(Auto Ricksha、人力車の「リキシャ」由来のアメリカでも使われる英単語)に乗ったり、下痢になったり、満員の長距離電車に走って乗ったり、有り得ないところに牛がいたり、現地の子供達に取り囲まれてモノを盗られそうになったり、等々。
先月から広告を出しているが車が全然売れず、返事が来るとしてもscammerの連中からだけで気が滅入っていたが、"Outsoursed"を見て久々にインドでのもっと酷い様々な経験の数々を鮮やかに思い出した。あの経験から比べると現在の状況は何でもないと思える。再びやる気が湧いてきた。