環境への配慮、人権意識や労働環境、企業倫理・統治、安全・安心、の観点から様々な業種の企業をランク付けしたWeb site。日本で言ったら「買ってはいけない」みたいなもの。「買ってはいけない」リストはだいぶ前に話題になった。新興宗教団体か何かが発行していると思っていたので目を通したことすらなかった。実際は週刊金曜日という極左の会社が発行している。方向性は全然違うがどちらも頭がイッちゃっている点では本質的に同じ。
「買ってはいけない」は製品そのものの良し悪しを議論していたようであるが、Green Americaでは製品ではなく企業全体を評価している点が大きな違いである。面白いのはリストアップされている企業は基本的に「悪い」、「より悪い」、「最悪」の3種類に分類されること。要するに我々の選択肢は「良い」会社と「悪い」会社の製品からの選択ではなく、「悪い」会社の中で「最高」のものを選ぶ選択でしかないとこの団体は主張している。選挙と同じである。「悪い」会社の中の最低ランクにはWal-Mart、Monsanto、Nestle,などのドキュメンタリーでしばしば槍玉に挙げられる悪評が高い会社が並んでいる。特に興味深いのはNestle。全項目でF(落第点)がついている。Nestleは日本ではインスタントコーヒーの会社と認識されていると思うが、スイスにある世界最大手の総合食品メーカー。Nestleの製品とは知らないで様々な製品を食べているケースが多いとスイスに住んでいた人たちから昨年聞いていたがその話とコンシステントである。このweb siteがどんなバックグラウンドの人達によるものか、評価は信用できるものなのかよく分からない。評価の基準も書かれていないようである。