2010年11月8日月曜日

刑務所の中

今日は朝から土砂降りだったので、アルカトラズ刑務所を観光することにした。本日は完全に一人旅。ケーブルカーに乗ってPowellからFishermans Wharfに行き、そこから歩いてアルカトラズ島への船の乗り場があるPier33に行った。元々予定していなかったのでガイドブックもろくに読んでいなかった。あんなに混んでいるとは思わなかった。2時間くらい待たされた。
島に到着して船から降りると島の山頂に急いで駆け上がりオーディオツアーに参加した。花輪和一著「刑務所の中」の世界がそこには広がっていた。「願います!」というのに対応する英語の表現は単に"Please!"なのであろうか。
アルカトラズ島の内部および刑務所の中はMont Saint Michelを思い起こさせた。実際、住人は皆男だし、修道院も刑務所みたいなものなので、そういう意味でも似ていて当然といえば当然。刑務所からの眺めは絶景過ぎて、その島全体を刑務所にしたのはもったいなかったと思う。逆に、受刑者にその絶景を見せることによって自分の人生に欠けているものや自分が永遠に失ってしまったもの―ありふれた日常生活―を認識させて終生後悔させるために意図的にそのような場所に刑務所を作ったのかもしれない。