仕事中にうまくいかないことがあるとつい「マジかよ」、「クソッ」、「やばい」、「むかつく」といった言葉を口にしてしまう。私が何度も口にするため最近は一緒に働いているイタリア人が同じ状況でそれらの言葉を口にするようになってきた。
最近彼から日本語にはそのような状況下で使われる日本語はそれだけしかないのかと聞かれた。確かに日本語の場合は単語レベルでも熟語や文章でも、悪い言葉や他人を罵る言葉が非常にpoorな言語である。それに対してイタリア語は悪い言葉や他人を罵る言葉が非常に豊富であり、もっとたくさんの表現が存在するという。また、朝鮮中央テレビのアナウンサーの表現(の字幕)を見れば分かるが、同じアジアの言葉でも例えば韓国語などは他人を罵る言葉が非常にrichな言語だと言われている。
テレビドラマや映画を見れば分かるが、英語も他人を面と向かって罵倒する表現が非常にrichである。お子様からお年寄りまで、男も女もみんな豊かな表現力を持っている。Yomamaサイトなどを見ると、子供同士のケンカを通してそのような表現力が鍛えられていると思われる。
Yo mama so ugly when she walks down the street in September, people say "Wow, is it Halloween already?"(お前の母ちゃんはブス過ぎて9月に道を歩いていると「あれ、もうハロウィーンでしたっけ?」と言われるんだぜ!)
Yo mama so ugly the government moved Halloween to her birthday.(お前の母ちゃんはブス過ぎて政府はハロウィーンをお前の母ちゃんの誕生日に変更したんだぜ!)
Yo mama so fat when she wears a yellow raincoat, people said "Taxi!"(お前の母ちゃんはデブすぎて黄色いレインコートを着ていたら、「タクシー」って呼ばれるんだぜ!)
Yo mama so fat she's got her own area code!(お前の母ちゃんはデブすぎて自分専用の郵便番号があるんだぜ!)
Yo mama so fat she fell and made the Grand Canyon!(お前の母ちゃんはデブすぎて転んで尻餅ついたらグランドキャニオンが出来たんだぜ!)
Yo mama so fat when she back up she beep.(お前の母ちゃんはデブ過ぎて後ろに下がる時に(トラックがバックする時みたいな)ビープ音が鳴るんだぜ!)
日本人は他人と喧嘩することや他人から嫌われることを極度に恐れるためこのような表現がほとんど発達しなかったのかもしれないが、研究室でいろんな国の人と話をしているとむしろ上のような表現がたくさん存在する方が世界標準。私は小学生の時に同級生と喧嘩して、上のように「お前の母ちゃんはデブすぎて…」ということを言ったことがある。その日のうちに当人(母親)が怒鳴りこんできて驚いた。あの時は笑えたな。
新聞報道によると、最近サッカーの日中戦が中国で行われ、例によって日本選手がブーイングされ、日本人の観客200人は専用の隔離された観客席に収容されたということに日本人は大変ショックを受けてしまったようである。しかしながら、そんなことは気にするようなことではなく、はっきり言って、むしろそれがどこの国でもawayの選手に対する普通の扱いである。例えば先月NBAの試合を見に行った時も相手チームが入場してきたときには当たり前のようにブーイングだったし、フランスでパリサンジェルマン対リヨン戦を見たときなども相手チームのサポーターは小さい檻のようなところに入れられていた。日本だと相手の選手が点を入れても拍手とかするが、他の国では無視かブーイングが普通。
中国の選手が日本に来たときに「お前らは昔から眠れる獅子とか言われ続けてきたが未だかつて戦争でも日本がお前らに負けたことは無いぞ!」とか「お前らは先祖が近親相姦を続けてきたから変な顔になっちまったんじゃないか?」くらいのことを言って歓迎してあげればよいのでは。