土日にBloomfieldの空港で航空ショーがあった。日曜日に息子を誘ってみたところ、「それ、どれくらい時間がかかるの?」と聞かれた。「片道15分で、2時から4時まで曲芸飛行があるから全部で3時間くらいかな」と答えると、息子は「それなら実はあまり行きたくない。なぜなら近所の友達と遊ぶ時間が減るから。」と言いにくそうに述べた。このコメントは息子の知能が正常であることを示しており、私にとっては大変うれしいものであった。
息子の相手はロシア人とドイツ人の子供たちにまかせ、私はBloomfieldにある中国人用の床屋に行った。曲芸飛行を見ることはもうどうでもよくなっていたのだが、床屋の帰り道に終戦記念日前の特別ドラマなどで聞くような零戦のエンジン音のような「ブーン」という音に惹かれて一人で空港近くの空き地に行ってみた。飛行機はまさに零線のように癇癪的な勢いで地面を目がけて突っ込んだかと思うと次の瞬間、急激な勢いで上昇していった。飛行機が通ったあとは、白い坂道が空まで続いていた。ゆらゆらとかげろうが機体を包んでいた。パイロットたちは何も恐れず舞い上がり、空をかけていった。
