昼飯を食いに行く途中に道沿い生えているリンゴの木の話になった。これはcrab appleではないからもっとデカくなったらちゃんと食えるよ、みたいな話から始まって、リンゴというのは他の植物と違って遺伝的多様性がものすごくあって、他の植物と違って同じ親からできた木でも人間の兄弟みたいに全然味が違うものだという話から、アメリカではリンゴの木はもの凄くポピュラーで、なぜかというと150年くらい前までは衛生的な飲料水を得ることが難しかったのでリンゴ酒を作って飲んでいたという話になった。また昔Johnney Appleseedという人がいてアメリカ各地にリンゴの種を植えて回ったというエピソードはアメリカ人なら誰でも知っている有名なエピソードだと教えてくれた。
現在では清潔な飲料水が得られるようになったのとリンゴ酒の代わりにビールを飲むようになったのでリンゴ酒はマイナーな存在になってしまったそうだ。たしかに先月来客があった際にciderを探しに行ったら1種類しか見つけられなかった。cider(サイダー)と言わずに日本で呼ばれているようにフランス語風にcidreと言ったので通じなかっただけなのかもしれない。フランスではMont Saint-Michelがあるノルマンディー地方の土産物として有名。Canyon通りと17th streetの交差点近くにあるような巨大な酒屋(酒専門のスーパーマーケット)みたいなところに行けばhard ciderという名前で売られているはずだと言っていた。