2010年8月7日土曜日

Immigration law

アリゾナ州で4月に成立した移民法が連邦法と矛盾するとしてその法律の施行を先週連邦地裁が決定した。この法律は警察官が不法移民が疑われる人の身分を確認出来るようにするものであり、不法移民の増加に悩まされる全米中でこの法律の成立は注目された。昨日読んだ新聞ではこの法律により一番困るのはアリゾナ州自身であるということが指摘されていた。法律の成立した4月以来、メキシコから国境を越えて来る買い物客が大幅に落ち込んでおり、小売店では深刻な影響が出ているという。州が違うとはいえ、研究所の外国人研究者の間でも話題になったことがあった。グランドキャニオンに遊びに行ったりした場合、運が悪いと我々も逮捕されてしまう可能性がある。だいぶ前に私の滞在している研究室の外国人研究者の人たちとこの問題について話した時に、実はメキシコからの移民で既に市民権を獲得した人たちはこの法律の成立にみんな賛成しているという話が出た。自分たちが権利を獲得したら後から来た人たちの権利をブロックしチャンスを与えない、これがこの国の伝統であるという。