2010年5月23日日曜日

Schwa

曖昧母音のこと。発音は「シュワー」。英語の辞書の発音記号に現れる"ə"がそれにあたる。Wikipediaによるとヘブライ語の文法用語をドイツ語的に表記したものとある。それなら「シュヴァ」じゃないのか。曖昧母音というのはアメリカ英語では"the most common"であり、それゆえ他の部分の発音がどんなにアメリカ英語っぽくてもこの曖昧母音をちゃんと発音できないと外国なまりがあると判断されるという。曖昧母音はスペルとの対応関係は全くない。つまりどのようなスペルが曖昧母音なのかというルールはない。発音に関しては「曖昧な母音」といわれても、どう発音すればよいか見当がつかない。一応"uh"という感じで発音されるらしいが、結構ケースバイケースのようだ。日本語において曖昧に発音される母音があるかどうか考えてみた。「男同士」という表現に使う「どうし」という言葉の「う」は曖昧な発音になっていると思う。表記はあくまでも「どうし」であって「どおし」あるいは「どーし」ではない。「東京」の「う」も同じである。探してみると結構ありそうである。しかし、「トウキョウ(toukyou)」と発音しても「トーキョー(tohkyoh)」と発音しても100%通じるし、日常会話ではどちらも正しい発音と思われる(むしろトウキョウの方がやや不自然)。このことから曖昧母音と呼ばれる母音の部分はそれに近い日本語のどんな音を当てはめても通じるのではないかという仮説を立てた。いろいろ実験をしてみたが、今までのところ、曖昧母音をどう発音しても通じているようである。それよりも致命的なのはアクセントの間違い。アクセントのある音節を間違えるとその単語は非常に高い確率で理解されない。