サッカーネタが出たついでに、ロシア人チーム(隣の家の兄弟)対と日本チーム(家の親子)が闘っている様子もアップロードしておきたい。ピントがロシア人チームにあってしまったため日本人チームはピンボケなのが残念だ。
ところで私たちが現在暮らすアパートは結構複雑な状況である。隣がロシア人家族、真下がユダヤ人家族(国籍不明)、ユダヤ人家族の隣でロシア人家族の下がヨルダン人家族だ。ロシアと日本は隣同士で北方領土問題で揉めている。ユダヤ人のための国であるイスラエルとヨルダンは隣同士。イスラエルとヨルダンの領土問題はエルサレムを取ったり取られたりなのでさらに深刻な問題だ。
ロシア人のオバさんはいつも非常に不機嫌だ。ここのアパートの住人は1〜2年で国に帰るのが普通なのだがこの家族は10年くらい暮らしており、いつ国に帰れるか分からない状況のようだ。私の経験ではこのような状況にあるオバさんはいずれも不機嫌だ。パリに住んでいたときの向かいの部屋の日本人主婦も同じ症状だったし、ドイツでも同様なオバさんがたくさんいた。自分の国に居場所が無いと焦っている感じだ。一方息子達の方はおそらくアメリカで生まれ、遺伝情報以外はアメリカ人と区別がつかない。家の息子は彼らとは仲良しで、サッカー、チェス、人生ゲーム、その場の思いつきで始める名も無い遊びで楽しんでいる。
家の真下のユダヤ人家族は子供が大人であるためおつきあいは皆無である。ただし、入居したての頃風呂場の漏水問題で少しトラブった。彼らの名前も知らないのになぜユダヤ人と分かるかというとその家の主人がユダヤ教徒特有の直径10cmくらいの帽子を後頭部につけているため。この「ユダヤ人」という分類は非常にアメリカ特有だと思う。イタリア人の同僚はそのような宗教的な属性によって分類をすることはヨーロッパではないし、不愉快だと語っていた。同感である。
ヨルダン人の人たちは最もフレンドリーである。この家の主人はコロラド大で博士号をとりそのまま居着いているそうだ。息子達がアラビア語と英語の両方を身につけられることは彼らに取って非常に大きなアドバンテージだと語っていた。奥さんとはじっくり話したことはないがいつも上機嫌な人だ。この家は奥さんも専門職を持っている共稼ぎ世帯であり、お父さんが午後3時頃に帰って来て夕飯を作っているそうである。彼らはアメリカでの生活をエンジョイしている。このようなポジティブな人たちとのおつきあいを大切にしたい。
